ところでねマタケを白竹(火晒し)に仕上げるための要点は山ほどありますがその中から経験も加味して3つ挙げるとすると①虫害を受けにくい時期に伐竹されていること7月~12月(特に10月・11月がデータ上では食害が最も少ない)②水抜きが完了し且つ蒸れる前に油抜きがされていること③梅雨に入る前できれば4月中旬までには天日晒しが完了していること①に関しては多くの資料で最適な伐期が晩秋から初冬にかけてと書かれて...
和み 語らう (つづき)
2018.3.30 竹林便り
2018.3.30 竹林便り
ところでねマタケを白竹(火晒し)に仕上げるための要点は山ほどありますがその中から経験も加味して3つ挙げるとすると①虫害を受けにくい時期に伐竹されていること7月~12月(特に10月・11月がデータ上では食害が最も少ない)②水抜きが完了し且つ蒸れる前に油抜きがされていること③梅雨に入る前できれば4月中旬までには天日晒しが完了していること①に関しては多くの資料で最適な伐期が晩秋から初冬にかけてと書かれて...
あのね以前から考えつづけている工芸材マタケの最適な伐期のことですけど〔晩秋から初冬(11~12月)、おもに地下茎が旺盛な生育を終えようとする時期〕〔秋から初冬〕のように資料では書かれてますが実際は10年以上やってきて8月中旬から10月に伐った竹が美しい白竹に仕上がってますよね細竹なら初冬に伐っても間に合いますが直径が10㎝ほどの太竹はまず水が抜きが間に合いませんですから現実には二十四節気の秋(立秋...
2018.3.4 竹林便り
梅の花がほころび始めた日曜日にN常務と「桂川流域クリーン大作戦」に参加しました今年で11回目という大規模な活動ですが恥ずかしながら初参加させていただきましたダイハツ工業の社員の方々と7名で真竹竹林と近辺の漂着物を拾いましたうーむ…手強い昨年の8月治水と防災の取り組みを行政と地域住民を繋いで活動されている「河川レンジャー」の東さんよりヒメボタル生息地の真竹竹林の整備のお話しをいただき整理伐が始まりま...
朝早くタケノコ農家の方にお借りしている竹干場へやって来ると一面霜に覆われた竹に朝日が反射して何とも美しい光景です昨年から加わった力持ちのUさんと竹を干しているとなんとなく腰に痛みがそういえば膝も・・・体力には自信があったRさんですが年間の伐竹本数が1000本を超えると春先にどこかしら身体に痛みが走ります日頃から秋の伐竹シーズンまでに柔軟体操・筋トレを地道に続けて身体を整えるのですが有難いことにここ...
大きなナタ傷を受けても曲がりくねりながら立派に生き切った竹過酷な条件下で本当によく生きたな競り合い生きる厳しい自然もたれれば他を傷つけるし甘えれば根が弱くなり倒れてしまう容赦なく吹き付ける風雪に耐えて根力を養うほかはないそしていつしか優しさに行きつく挑む者も見守る者もDespite a wide scar due to a bi...
2018.1.13 竹林便り
険しい山を超えて麓に咲く一輪の椿節の芽を映す凛と澄んだ青い空から新たな年が始まりました本年も皆様に喜びそして和み多き年となりますようによろしくお願い申し上げますOver a forbidding mountain, there is a single flower of camelliawhich&...
2017年2月旧家より煤竹が出てきたとの報を受けて雪深い宮津へトラックで引き取りにお伺いしましたこの1年間少しづつ使えそうなものを選び洗っては油抜きをして何とか4割ほどは製品にできそうな美しい光沢の煤竹の材料が集まりました囲炉裏の使用頻度がとても高かったのか1割ほどですが固く身が締り割れがなく虫食い跡もない良質な材がありましたRさんのチェックはここまでですが後にはこの道40年の職人Sさんの仕事の中...
駆け足で急ぐサラリーマンにも自転車に乗って笑う母子にも静かな時間をただやり過ごす時の方にもやり切ったねやり切ったよと静かにやさしくささやきながら散っていくTo a business man rushing,mother and child laughing on a bicycleor t...
山が秋色に染まり始めた11月7日今年加わってくれた若者2人と台風による整理伐竹250本を予定通り3日で終えてチーム3での今年の伐竹を無事に終えることができました10年以上1人で竹を伐って来たのでとにかく全12日間を安全に終えることが最大の目標でしたが無事に終えてさらに第2目標の1400本積み上げまでが最終日16時15分に終了して始めて鉈を持ったとは思えないお2人の仕事ぶりに頼もしくまた気持ち良く進...
新たにお二人の若手が加わり10月18日に1000本の伐竹をおおかた終えて打ち付ける雨音を聞きながらホッとくつろぐ週末もつかの間超大型台風21号が過ぎた10月23日(月)は朝から台風後の片付けに駆け回る1日でした継続して管理をしてきた竹林が一晩の風でこの姿です竹は地下に生命線があるため今後の竹林育成への影響はそれほど心配ではないのですがあちこちで同じような惨状が見られるため片付けには時間がかかるかも...