器と調和する佇まいを探りながら仕上げた、漆仕上げの京竹箸
株式会社アロットオブ様が展開する「KIKIME(キキメ)」は、暮らしの“効き目”となるものづくりと、独自の“目利き”という意味を重ねた東京発信のブランドで、作り手や産地にフォーカスしたプロダクトを展開されています。
竹という素材や、高野竹工の歴史や企業理念、職人技術に共感いただき、KIKIMEのお箸づくりをご依頼いただきました。

箸の形状については、検討を重ねた末、弊社の四角箸をベースに天面の削り方など細部を調整するかたちとなりました。
所作が美しく見えるよう細く削り出された箸先と、男女・国内外問わず扱いやすい24cmというやや長めのサイズが採用されています。
竹目を活かした拭き漆*の色サンプルをご覧いただく中で、白漆の繊細な色合いを気に入っていただき、全4色の仕上げに採用されました。
ベースカラーに白漆を重ねた柔らかなパステル調は、KIKIMEシリーズの器とも調和しています。


制作はオンラインでの打ち合わせから始まり、弊社の工房を見学され、実際の箸や素材をご覧いただきました。その後、試作と仕様検討を重ね、本制作へと進んでいます。
今回の制作について、アロットオブ様は、京都に根づく茶の湯文化や竹加工の技術を身近に感じられたと語ります。
割った竹を一膳の対(つがい)として仕立てていく丁寧な仕事ぶりや、拭き漆*を扱う職人技に感動されたとのことでした。
素材、形状、色を一つひとつ丁寧に検討することで、ブランドの世界観に寄り添うオリジナル箸が完成しました。
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・chikuzen 京竹箸 四角24cm
・chikuzen 京竹箸 四角24cm 2膳セット
拭き漆(ふきうるし):
漆を何層にも木地に摺りこんで仕上げる技法で「摺漆(すりうるし)」とも呼ばれます。竹や木の木目が透けて見え素材の質感を残しながら耐久性を高める伝統的な漆塗りの技法です
記事ご協力: 株式会社アロットオブ | KIKIME 事業部




