美しく良質な竹材になるまで
高野竹工の製品づくりの根幹となる「竹」。
高野竹工では、茶道具づくりに用いられる真竹の竹林を自社で整備・管理し、伐採から乾燥に至るまで、一本一本丁寧に手をかけ、良質な竹材へと仕上げています。
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伐竹
二十四節気の立秋(8月8日頃)あたりから竹林へ入り、今年伐竹する竹に紐を巻く印付けの作業が始まります。印をつけるのは地上に生えてから5年以上の竹を選びます。9月から11月にかけてが伐竹最盛期です。
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水抜き乾燥
竹林から伐り出した竹は、涼しい屋根の下に立てて乾燥します。竹の太さによって乾燥期間が異なるため、竹を立てる際は太さごとに分けています。
この水抜きの工程は、白竹に仕上げる上で最も重要で、水抜きを終えていない竹を油抜きすると、シミが残ってしまいます。「水抜きを理解してようやく1人前」と言えるかもしれません。 -

油抜き(火抜き)
弱火で竹を温めると、竹に含まれる油分がじんわりと出てくるので、その油を布できれいに残さずふき取ります。この作業によって竹の中の水分が発散し、長い年月を経ても腐らず見た目も美しい落ち着いた光沢が出てきます。
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天日晒し
(てんぴさらし)油抜き作業を終えると、日当たりの良い場所へ竹を並べていきます。太陽の光を受けると、竹は紫外線の作用により白竹色に変化します。こうして秋に伐られた竹が、年を明けて4月頃に白竹へと仕上がります。
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保管
白竹となった竹は、虫が付かないように気を配りながら、倉庫でしっかり乾燥させたのち、職人の手に渡り製品へと加工されていきます。





