4年前の8月初め竹を食べるタケトラカミキリが倉庫で見つかりしばらくの間カミキリと奮闘する日々が続きました彼らはデンプンすなわち糖類を好むそうですならば…手始めに倉庫のいたるところにリンゴジュースをペットボトルに入れて吊り下げましたけれどもさっぱり近づく気配はありませんならば今度は…日本酒酢フィトンチッド竹酢液…といろいろ試したものの全く反応はありませんこうなったら最後の手段ハエ取りリボン!倉庫の天...
きれいに片付けられた作業台に2本の根掘り竹が置いてありそれを見たRさんは思いました(うわ~美しい!)今までに見た白竹(しらたけ)の中でも透き通るような質感が際立っていました(どこの竹材屋さんの仕上げかな・・・?)そんなことを考えているとM部長が横に来て言いました「昨年うちで油抜きをしたものですよ」「・・・本当ですか!!」仕事に対する理想の非常に高いM部長が竹の仕上がりに相好を崩したのを初めて見まし...
”どんなに正しいと思えたことにも1%の余地を残しておきなさい”ずいぶん前にこんな助言をして下さった方がいましたつい先日社内で「蜂」の話題になり蜂について少し本で調べたことのあったRさんは「ハチの危険な時期は8月9月10月です」と得意げに言いましたするとAさんが「もうこの時期に飛んでいますよ」Aさんは決して適当なことを言いませんあくる日タケノコの写真を撮りに竹林へ入ると枯れ竹の山の辺りから大きなスズ...
仕事のお昼休みに事務所へ行くとUさんとHさんが分厚いファイルを広げています「凄いですね~!」とHさんRさんも横目で見てびっくりUさんのファイルには手書きの図や記録が丁寧にまとめられています「私結構がんばったの」するとHさんも「オレもな」と机の引き出しからファイルを出して開くとこちらもまた文字がぎっしりお二人の仕事の速さと説明の分かり易さの秘密はここにあるのかもしれないな…さらにUさんファイルの素晴...
5月12日に一斉に顔を出してからそろそろ雨待ち顔になり始めていると思っていたら平年より4日ほど早い6月3日の梅雨入りの雨ありがとうそうつぶやきながら空を見上げるこの真竹竹林では昨年確認したタケノコの本数は7本そのせいだろうか今年の子たちのこのパワー!AGiftfromtheSkyIthasrainedlittlesincethebambooshootsofMatakecameoutonthe12t...
孟宗竹・淡竹・真竹(苦竹)の順番に筍が出揃うとその上では笹の葉が次々と芽を吹き竹林一体が若葉色に染まり始めるこの時期に現れるのがこのお方ベニカミキリそしてこちらがタケトラカミキリそしてチビというのはチビタケナガシンクイムシのこと名前の通り黒ゴマみたいに小さい竹に携わる職人たちにはこのお三方に悩みぬいた歴史があるので決して歓迎される虫ではないけれど弊社では観察に観察を重ねてずいぶんと被害は少なくなっ...
竹とともにめぐる季節のほんの一コマを紹介させていただくようになり早5年この弊社ブログはお二人の素晴らしい翻訳家両氏と進めておりますずば抜けた翻訳の手腕のみならずRさんにとっては両氏から頂いた星の数ほどの暖かいお言葉は大きな励みとなりまた力を与えて頂いていますあふれる感謝は尽きませんさていよいよ真竹タケノコも顔を出しました待ちに待った命の産声が林に響きますTwoReliableWomenAlread...
5月の風に颯爽とそよぐ鯉幟(こいのぼり)明日は「立夏」春から初夏へ駆け足の春に急かされて威勢よく飛び出したのは淡竹の兜頭スクスクと育ちゆけ!見守る親たちの眩しい眼差しChildren'sDaySomecarp-shapedstreamerswerewavinglightlyintheMaywinds.Tomorrowisthedaycalled"Rikka"inJapan.Itisthefirst...
くるくると舞い散る笹の葉と若葉の季節一面草野原の干場で竹を裏返しながらふと思う目指す方々がいることの幸せわが社の二人のSさんはその背中が美しい茶杓名人のSさんの自然体ユーモアと指物(さしもの)名人のSさんの知的な微笑みいつもその仕事を見ながら思ういやはやまるで敵わないTheStaffMembersIRespectAseasoninwhichbambooleavesfallinthewindhasa...
連日の雨もようやく一休みお花見日和は少ないけれど生まれたてのタケノコたちはウキウキしているかもしれませんこの時期に花開く山吹を見に松尾大社を訪れると駐車場の隅っこのケヤキの木の株元に春色をそえるツツジの花(苗木くらいの小さな体によくこれだけの花をつけたな)大きな大きなケヤキを見上げてチカラが湧いてきたのかなUnderthebigtreeTheraincontinuedforalongtimethi...