高野竹工が取り組む金閣寺古材プロジェクトのお知らせです。未来に続く循環を金閣寺の建造物には樹齢数百年の木々が、屋根から床や天井、柱や戸板として使われています。日々の出来事を見届ける木材には、年月とともに、傷や割れ、すり減り、虫食いとなってその歴史が刻まれていきます。数百年の時を経、大きな役目を終えた古材が熟練した職人と出会うとき、木の歴史、お寺の歴史、そして職人の叡智が加わり、唯一無二の作品が生ま...
古材が創る未来に続く循環 -金閣寺編-
2023.7.29 古材

2023.7.29 古材
高野竹工が取り組む金閣寺古材プロジェクトのお知らせです。未来に続く循環を金閣寺の建造物には樹齢数百年の木々が、屋根から床や天井、柱や戸板として使われています。日々の出来事を見届ける木材には、年月とともに、傷や割れ、すり減り、虫食いとなってその歴史が刻まれていきます。数百年の時を経、大きな役目を終えた古材が熟練した職人と出会うとき、木の歴史、お寺の歴史、そして職人の叡智が加わり、唯一無二の作品が生ま...
2023.3.1 お知らせ
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。材料費や諸経費の値上がりに伴い、2023年4月1日(土)よりオンラインショップ掲載商品の価格を改定させていただく事となりました。つきましては、メンテナンスの為3月31日(金)未明-4月1日(土)未明オンラインショップを閉鎖させていただきます。お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解いただき今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し...
柔らかな桃色の椿の花咲くこの竹林は7年前の台風21号で5メートル先も見えない状態となったとにかくあちこちで台風後の片付けに追われながら道路や住宅側を片付けて中の整理伐は倒れた木や竹が枯れるの1年間待ちようやく健やかな竹林に復活したこの木や竹が枯れるのを1年間待つということが了承いただけたのはこの竹林の地主さんだけだった観光地という京都において景観に支障があっては困るとの気持ちは理解できるそれでも考...
竹林(マタケ)を整備する、或いは持続的に管理する時①【目的】その竹林が果たしている役割は何か(景観保全林・筍生産林・竹材生産林・防災多機能林など)②【目標】目的を達成するための項目③【課題】項目の内、まず実行できることは何か④【要点】課題達成の実践ポイントを考える。20年間伐り子に携わり、マタケの竹材生産林と景観保全林・防災多機能林が同時に成立するように感じており、そのための実践ポイントを観察記録...
せわしない年の瀬に静かに見つめたテイカカズラ生きるとは元来試みの連続で天から正解のレールなど落ちてはこない無駄な試みはないかもしれないが枯れていく試み育ちゆく試みはきっとある試みるとは時に勝負の場に立つということ
2024.12.19 お知らせ
高野竹工本社と直営店Shop&Gallery竹生園は下記の通り年末年始休業いたしますのでお知らせいたします。期間中、ご不便おかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。【高野竹工本社休業日】2024年12月27日(金)~1月5日(日)【Shop&Gallery竹生園休業日】2024年12月23日(月)~2025年1月9日(木)※2025年1月10日(金)より通常営業いたします。新しい年...
竹林の中に竹以外の落ち葉や木が生えているのはおかしいそう言われたことがある「可笑しい」①笑いたくなるような面白さがある②普通ではなく奇異な感じがする③つじつまが合わない筋が通らない④興味深い面白い⑤風情がある情趣がある⑥美しく魅力的だ⑦優れている立派だ無数の理が複雑に嚙み合って営みとなる土壌を育む守人の仕事は絶え間なく静かに続いていく伐り子というこの仕事は美しさを問う仕事
新年を迎えるお正月支度一年の節目を大切に過ごすお正月に向けて、Shop&Gallery竹生園では、青竹の懐石箸づくりを開催いたします。瑞々しく清らかな青竹でつくる懐石箸は、新年を祝うお節料理などの食卓に凛とした晴れやかさを添えます。真竹がもつ清々しい青さで、お正月を迎える準備をしましょう。当日は、高野竹工の伐り子職人による竹の話や、茶杓・青竹箸職人の手ほどきによる懐石箸づくりを行います。最後にはお...
おはようございますIさん淀川の黒竹こんなに太くなりましたよ1年前は細くて企画に使えなかったのに驚きですRこれは何に使いますかIカゴでも編もうかなとここの黒竹林もう直ぐ抜根されるらしいので良いものを選んで伐ってきましたR抜根って地下茎から抜き取ってしまうってことIはい実はここの竹林は3年前にも全て抜根してるんですよそれが3年でほぼ元通りに再生したんですRそれは根が取り切れてなかったのかしらIはい不思...
2024.11.15 お知らせ
新年を瑞々しい青竹で迎えませんか高野竹工では、この時期、11月から年末にかけて、毎年お正月・初釜用の青竹製品を製作しております。今年は、Shop&Gallery竹生園にて受注とお渡しが可能となりました。提供する青竹は、弊社の伐り子が育成・管理する乙訓の竹林で伐採し、井戸水で丁寧に洗い上げています。新年の初釜の日を、ぜひ青竹で彩ってください。メールでのお問合せも受け付けております。takan...
2024.11.2 竹林便り
竹林の中で仕事をしながらこれってどういう事なんだろう?思う度ひとしきり考えて頭の中の「考察の棚」にそっと置いておくそして時折引っ張り出して再び考える難解な疑問ほど慌てずに機を待つそのうちに同じ疑問を持つ人が現れたり流れの変化が起きて一筋の光が見えてくる
私が美しいと思う竹林一歩足を踏み入れた時何故か「海の中にいるようだ」とそんな感覚を抱く竹林