ヒメボタルの林から

2018.5.20

 

5月13日の雨を合図に 真竹タケノコが次々と顔を出し始めました

 

すぐ隣には再生竹(主に若い地下茎から生えるタケノコ)も伸びてきています

 

昨年より竹林管理で関わらせていただいている 河川レンジャーの東さんが

 

「ヒメボタル観察会」にお誘い下さり 昨晩初めて参加しました

 

発光ピークが夜中1時ということで 22時半に集合し半ばウトウトしながら林内へ

 

ご家族で参加されている方が多く 温かな雰囲気の中

 

ヒメボタルのやさしい光に 夏の始まりを感じつつ

 

物言わぬ自然の姿を次世代へ繋ごうと 活動を続けてらっしゃる皆さんの情熱を感じ

 

力をいただいた気がしました

 

時には静かに 立ち止まるのもいいな

 

 

薫風いのちを育む

2018.5.13

 

南天の若葉に 見事に溶け込む 小さな命

 

丁度この頃顔を出す淡竹も タケノコは大地の色をしているな

 

 

そうか そうだったのか

 

固い皮に 何重にもくるまれて出てくるのも

 

竹に育つまでに 約その半数が枯れてしまうのに沢山のタケノコが出てくるのも

 

全ては 身を守るための知恵だったんだな

太陽光現象か

2018.5.2

 

とある竹林で 真竹に著しい黒斑が出ています

 

1年ほど前から 数本の若い竹に出ていることに気が付いていましたが

 

今年の3月頃に 風景が変わってしまうほどに目立つようになり どうしたものかなと考えています

 

① 花の咲く前兆かな・・・前回の真竹の全国的な開花が1964年~1974年頃 120年周期と二説あるうち60年周期だと次の開花は2024年頃になるのですが 資料が少なくよく分かりません 開花の前年に地下茎が伸びなくなるという資料を見つけましたが昨年はよく伸びていました

 

 

② 落ち葉肥料が多すぎたのかな・・・竹林の土壌改良を目的として10年前から清掃時に出てくる落ち葉等を入れ始め 3年程観察し状態が良いと見えたので積極的に入れるようになりました しかしちょっと多かったかな

 

Rさんの目に 明らかな特徴として見られるのが

 

当竹林より軽度ではあるのですが あちこちの他の竹林(施肥をしていない)でも黒斑が出ているということ

 

南側の太陽光が良く入る場所に限定して黒斑が出ていること

 

若い竹にこれもまた限定して見られること

 

これらの複合型でしょうか なんとなく太陽光が気になります

 

 

 

 

触れ続けて見えてくるもの

2018.4.24

 

春になれば当たり前のように 桜が咲いて 燕がやって来て にょきっとタケノコが出てくる

 

邪魔者と呼ばれようが 破壊者と言われようが なんと堂々たる健やかさ

 

そして新たな命を見つめる周りの竹たちの 優しい眼差しも

 

未来のこの星に 残してやれるだろうか 私たちは

和み 語らう (つづき)

2018.3.30

 

ところでね マタケを白竹(火晒し)に仕上げるための要点は 山ほどありますが

 

その中から経験も加味して 3つ挙げるとすると

 

①虫害を受けにくい時期に伐竹されていること 7月~12月(特に10月・11月がデータ上では食害が最も少ない)

②水抜きが完了し 且つ 蒸れる前に油抜きがされていること

③梅雨に入る前 できれば4月中旬までには天日晒しが完了していること

 

①に関しては多くの資料で 最適な伐期が晩秋から初冬にかけてと書かれている根拠ですよね

 

『そうやな』

 

難関は②と③なんです 11月以降に伐った竹がこの壁を越えられません

 

『困ったもんや』

 

あの話は変わりますけど 今年はね もうすぐ4月に入るというのに 油抜きを終えていない竹が600本残っています

 

『・・・ ・・・ えらいこっちゃ』

 

和み 語らう 

2018.3.24

 

あのね 以前から考えつづけている 工芸材マタケの最適な伐期のことですけど

 

〔 晩秋から初冬(11~12月)、おもに地下茎が旺盛な生育を終えようとする時期 〕

〔 秋から初冬 〕

 

 

のように資料では書かれてますが 実際は10年以上やってきて

 

8月中旬から10月に伐った竹が美しい白竹に仕上がってますよね

 

細竹なら初冬に伐っても間に合いますが 直径が10㎝ほどの太竹はまず水が抜きが間に合いません

 

ですから現実には 二十四節気の秋(立秋8月8日頃~立冬11月8日頃)に伐っている竹に結果が出ているんです

 

ちなみに毎年 地下茎が地面から飛び出してきた日を記録してるのですが 6・7月に出て来て11月下旬でもまだ伸びています

 

とすれば 地下茎を見て伐期を判断するときは 地下茎の生育が旺盛になったらGO! です

 

『そのちょっとのずれは 何が原因なの』

 

分かりません けれど本題はここからなんです

 

昨年1つ試みをしてみたのですが 真冬に伐った竹をある条件の下で仕上げたら とても美しい白竹に仕上がりました

 

『なんのこっちゃ (笑)』

 

そうなんです 資料に書かれている内容は正しいんです 11月以降に伐った竹が美しく仕上がらない理由は 伐期以外にあるみたいなんです

 

(つづく)

 

ヒメボタルとのご縁から

2018.3.4

梅の花がほころび始めた日曜日に N常務と「桂川流域クリーン大作戦」に参加しました

 

今年で11回目という大規模な活動ですが 恥ずかしながら初参加させていただきました

 

ダイハツ工業の社員の方々と7名で 真竹竹林と近辺の漂着物を拾いました

 

 

うーむ… 手強い

 

昨年の8月 治水と防災の取り組みを行政と地域住民を繋いで活動されている

 

「河川レンジャー」の東さんより ヒメボタル生息地の真竹竹林の整備のお話しをいただき

 

整理伐が始まりました

 

 

 

 

始めは放置竹林状態でしたが ボランティアの学生の皆さんのパワフルな活躍により

 

600本ほどの整理伐材が 積み上げられました

 

 

 

 

東さんによると 森のホタルと呼ばれる「ヒメボタル」は ゲンジボタルよりも小さなホタルですが

 

毎年5月中旬~6月上旬の夜中に ストロボのように点滅して発光する陸生のホタルだそうです

 

ゲンジボタルの幼虫は川や湖沼(こしょう)の底に住むカワニナという巻貝を食べますが

 

このヒメボタルの幼虫は 林内の落ち葉の下や岩陰に住んでいる 陸生の巻貝やミミズを食べて成長するそうです

 

ヒメボタルとともに 川と人とが関わり繋がる意識を育む

 

素晴らしい活動です

 

 

 

 

身体を整える時

2018.2.10

 

朝早く タケノコ農家の方にお借りしている竹干場へやって来ると

 

一面霜に覆われた竹に 朝日が反射して 何とも美しい光景です

 

昨年から加わった力持ちのUさんと 竹を干していると

 

なんとなく腰に痛みが そういえば膝も・・・

 

体力には自信があったRさんですが

 

年間の伐竹本数が1000本を超えると 春先にどこかしら身体に痛みが走ります

 

日頃から秋の伐竹シーズンまでに 柔軟体操・筋トレを地道に続けて身体を整えるのですが

 

有難いことにここ数年は 身体の声に耳を傾ける時間も充分に取れないほどの忙しさでした

 

若さで突っ走るとは もう行かない

 

いつもこの季節 改めて健やかであることに 感謝をします

 

In an early morning, I came to a bamboo drying space borrowed by a bamboo shoot farmer

and found an amazing scene with bamboo covered with frost reflecting a morning sunshine.

 

When I work for drying bamboo with Mr. U who is a powerful man joining us last year,

I feel a slight pain in my low back as well as on my knee…

I used to be quite confident in my physical strength, but with more than 1,000 of bamboo

cut in a year, I became feeling a pain somewhere on my body at the beginning of spring.

 

I try to keep myself up by stretching-out exercise and muscle training until the fall,

the season for cutting bamboo.

However, in the past several years there are thankfully so much works that I don’t even

have a time to listen to my body.

 

I can not run thorough anymore like I was young.

I feel always grateful to be healthy in this season.

 

(translated by c.n.)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やさしさ

2018.2.1

 

 

大きなナタ傷を受けても 曲がりくねりながら 立派に生き切った竹

 

過酷な条件下で 本当に よく生きたな

 

競り合い生きる厳しい自然 もたれれば他を傷つけるし 甘えれば根が弱くなり倒れてしまう

 

容赦なく吹き付ける風雪に耐えて 根力を養うほかはない

 

そしていつしか 優しさに行きつく 挑む者も 見守る者も

 

Despite a wide scar due to a billhook, the bamboo has grown tall with some windings.

 

You has survived under such a hard condition.

 

The nature is in some sort of competition with one another.

It would deface if one leans back against another.

If one depends on another, the root would become enfeebled and fall over.

There is no alternative but to develop the power of root in bearing with hardship of wind and snow.

 

And finally they will find the warmth, both challenger and compassionate observer.

 

(translated by c.n.)

2018年の始まりに

2018.1.13

 

険しい山を超えて 麓に咲く一輪の椿 節の芽を映す

 

凛と澄んだ 青い空から 新たな年が始まりました

 

本年も皆様に 喜びそして和み多き年となりますように

 

よろしくお願い申し上げます

 

Over a forbidding mountain, there is a single flower of camellia

which reflect buds on the knot.

 

New year has started under the clear blue sky.

We wish this year will be full of joy and peace for you all.

 

(translated by c.n.)