侘茶(草庵の茶)の完成者であり、茶聖と称される千利休。妙喜庵に佇む、利休が建てたと伝わる現存最古の茶室「待庵」は、利休が生み出した「侘び寂び」の世界観を体現する小宇宙ともいえる空間であり、現在では国宝に指定されています。高野竹工は、創業者・高野忠男が千利休の思想に大きな影響を受けたことを契機に、妙喜庵の武田士延・士功両和尚とのご縁をいただき、修復時に生じた古材や境内の伐採木をお預かりし、茶道具の製...

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高野竹工が取り組む金閣寺古材プロジェクトのお知らせです。未来に続く循環を金閣寺の建造物には樹齢数百年の木々が、屋根から床や天井、柱や戸板として使われています。日々の出来事を見届ける木材には、年月とともに、傷や割れ、すり減り、虫食いとなってその歴史が刻まれていきます。数百年の時を経、大きな役目を終えた古材が熟練した職人と出会うとき、木の歴史、お寺の歴史、そして職人の叡智が加わり、唯一無二の作品が生ま...

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平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。材料費や諸経費の値上がりに伴い、2023年4月1日(土)よりオンラインショップ掲載商品の価格を改定させていただく事となりました。つきましては、メンテナンスの為3月31日(金)未明-4月1日(土)未明オンラインショップを閉鎖させていただきます。お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、ご理解いただき今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう何卒よろしくお願い申し...

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大型台風がやって来ると無数の竹が倒れて林内に太陽光が降り注ぐ太陽光は復活の源であると同時に生き残った竹の南面・東面には日焼けの跡が残ります当社ではこれを「日向紋」と名付けて作品にしました樹皮を持たない竹たちの生き抜いた証

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歴史ある町屋の杉古材を活かし「茶葉拝見箱」を制作伝統技術と精緻な加工で、美しさと機能性を両立させた一品KYOAMAHARE様の建物は築130年の歴史を持つ京町屋です。このたび、町屋の扉として長く用いられてきた杉の古材をお預かりし、茶房「居雨」で使用する茶葉拝見箱を制作いたしました。弊社が過去に手がけた、寺社の古材を用いた恵比寿箱の事例をご覧いただいたご縁から、今回の制作に繋がりました。建物の一部と...

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香る竹

2025.8.31  竹林便り 

夏の竹林に時々現れる褐色竹まるで黒竹みたいなこの竹を切るとふわりと果実酒の香りが立ち上ることがあるこの竹もやはりほのかに香る中には刃物を入れるとポンっと音がすることもある竹の糖質は材の視点で見れば弱味だけれど香る竹心地良きかな竹の春

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竹林B

2025.8.11  竹林便り 

《竹林内イベント》・H20-止まり筍741本/・H25ー空梅雨、9月16日台風18号竹林内4メートル程浸水竹林面積約3000㎡

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「"プチ・プレシャス"なギフトメイド・イン・ジャパン」婦人画報9月号「美しい日本の住まい」2025年8月1日掲載婦人画報9月号「ブチ・プレシャスなギフト」特集にて、そのシンプルな形状が目を引く「竹のまごの手」が取り上げられました。こちらは、「ひとり問屋」として活動するスタジオ木瓜の日野明子さんからのご推薦で、「もともと茶道具を作っている会社が手掛けているだけに、クオリティが高くスタイリッシュ!」と...

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平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。弊社および直営店「Shop&Gallery竹生園」の夏季休業期間につきまして、下記の通りご案内申し上げます。本社休業期間2025年8月9日(土)~17日(日)受注・発送最終受注8月5日(火)、最終発送8月7日(木)Shop&Gallery竹生園休業期間2025年8月8日(金)~18日(月)お客様にはご不便をおかけ致しますが、何卒ご了承ください...

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TBSテレビ/MBS「和心百景」千利休を魅了した!『京竹工芸/京都』2025年8月2日・8月9日・8月16日放映高野竹工のものづくりの様子が、TBS系列の番組「和心百景」にて紹介されることになりました。本社の工房や直営店「Shop&Gallery竹生園」での撮影を通じて、竹に向き合う職人たちの姿や、日々の暮らしに寄り添う竹製品が丁寧に映し出される予定です。100年を超えて受け継がれてきた日...

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8月4日は「箸の日」この“箸の日”にあわせて、オンラインショップ限定のフェアを開催いたします。今年が初めての開催となるこのフェアでは、日頃の感謝の気持ちを込めて、竹のお箸をはじめとする対象商品を10%OFFの特別価格にてご用意しております。ご自宅用にはもちろん、贈り物やご家族分のおまとめ購入にもおすすめです。ぜひこの機会に、竹のお箸のある暮らしをお楽しみください。開催期間:2025年8月1日(金)...

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土の力

2025.7.5  竹林便り 

なぜ竹林の中では多様な下草が育つのだろうなぜ竹林に育つ草木は生き生きとした表情なのかためつすがめつ見ているうちにふと思う竹は地上から枝下高まで光合成をしていない層がある…つまりその層にいる限り下草は竹と競り合わず共生をする時を重ね彼らが林の土を耕して生きる基盤を自ら育む

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