見事な初日の出で2016年がスタートしました柔らかな光を体いっぱいに受けるのは瑞々しい青木の若木何とも清々しい1年の始まりです本年もよろしくお願い申し上げますThefirstdayofworkin2016Theyear2016beganwithabeautifulsunrise.Inthebambooforest,aucuba'ssaplingswerebathinginthewarmsunlig...

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迎春の花

2015.12.27  竹林便り 

平成27年締めの大仕事は阪急百貨店(うめだ本店)のコンコースウインドウに生けられる花材の準備でした(期間12月27日~1月11日まで)しかし・・・長い(1本の長さは12メートル)厚みを揃え色味を持たせるため1本1本丁寧に油抜き加工を施していきます地上に生える真竹の高さがおおよそ15メートルですから先端部を除いてほぼ上から下まで使用しています弊社の頼れる大男のYさんNさん両主任があっという間に厚みを...

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結実

2015.12.17  竹林便り 

平成27年も瞬く間に最終月早いものです12月はいつもお正月の青竹準備に息をつく暇もない忙しさですが若手職人の交わす言葉もどこか頼もしくなり自然も人も成果結実の月でもあるのかもしれません気持ちも急ぐ年の瀬こそは心静かに穏やかに実を結ぶ者たちの喜びの音に目を細めて寄り添いたいBearFruitThisyearhasreacheditslastmonth.Timepassessoquickly.Ever...

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竹林の中でよく育つ木に椿(ツバキ)茶の木がありますどちらもツバキ科ツバキ属の常緑樹いつも同じツバキ属のサザンカとの見分け方で悩みますが見分ける方法は花の咲く時期と葉の大きさなどで歌の中にも~サザンカサザンカ咲いた道焚き火だ焚き火だ落ち葉焚き~(童謡・唱歌「焚き火」より)と歌われているようにサザンカの花期は10月~12月一方の椿は春の木と書くだけあってその花期は2月~4月とのこと(サザンカの園芸品種...

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榎(エノキ)椋の木(ムクノキ)銀杏(イチョウ)松(マツ)楠(クス)コナラ竹林に育つこれらの木々は高く大きくなることがある共に生きる大樹たちはたくさんの木の葉を落とし実を落とし母のように父のように林の命を育む風がさらさらと木々を揺らす度優しく優しく竹林は秋に染まっていくTheGiantTreesintheBambooForestOccasionally,inthebambooforest,onlya...

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秋の野の花

2015.11.16  竹林便り 

小春日和の林のそばにそっと咲いた野の花ひとつ「蓼(タデ)食う虫も好き好き」というけれどこのイヌタデの葉はヤナギタデとは違って辛味がないそうだそれでもタデ科の仲間をみると藍染に使われる蓼藍(タデアイ)スイバ(スカンポ)イタドリ(スッポン)地味ではあっても個性派揃い遠い昔の万葉人(まんようびと)は静かに咲く野の花に心の内を重ねて詠んだわが屋戸の穂蓼古幹採み生し実になるまでに君をし待たむAutumnwi...

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科学の目

2015.11.6  竹林便り 

そもそも自然を相手にしているため「なんでだろう?」と思うことは日常茶飯事なことですが写真の竹は昨年10月に伐竹(ばっちく)して倉庫に入りきらず会社に立てて置いた竹が今年の10月の時点でまだ枯れずに青々としていたため良材かどうかを見るため油抜きをしてみたもの仕上がりはこの通り美しい!しかしよくあの暑い夏の中を腐らなかったものであるどうしてなのかわからないTheviewpointofscienceAs...

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ヒュルルーと音を立てて木枯らし1号がやってきました竹林の中で茶の木の花が咲きだす頃桜の木は色付き始め夕暮れの空には月が昇り帰り道を照らしてくれます西山界隈は手入れの行き届いた竹林が多く竹林と空月池が絶妙な風景を見せてくれます美しい言葉が降ってきそうな眺め…このような情緒が過去から今そして未来へと美しさをつないでいくのかも知れないSceneryisthefabricwovenbyhumansandn...

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とことん

2015.10.16  竹林便り 

収穫間近の稲穂を見ると近所に住んでいた女のひとを思い出します新米の季節になるとやって来てとびきり美味しいご飯を炊いてくれたものでしたそのお米に対する思いは半端ではなく研ぎ方からお茶碗に盛り付ける瞬間まで事細かに心を込める方でした子どもながらどうしてそこまでするのかなと不思議でたまらずRさんが尋ねると「若いあなたたちにこそこの味を知っておいてほしいのよ」ピカピカの新米のような笑顔でそう言いましたただ...

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秋分の日のあくる朝ふっと良い香りに辺りを見ると金木犀の花が咲き始めていました数年前までRさんはこの木の香りを竹を伐り始める合図と考えていましたところがどうもこの9/23から伐り始めた年は後半の仕上がりがあまり芳しくなく今では8月の始まりとともに竹を伐り始めています今年はなかなかの良い仕上がり自然を観ながら感じながら少しずつ竹の世界が見えてきますAsignofthecuttingseasonofba...

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