夏の夢物語

2016.8.26  竹林便り 

ヒマワリのような笑顔の 庭掃除のおっちゃんと

垣根をいじりながら 話したこと・・・

「あれかな・・・庭から出る木や竹は燃やす以外に なんか処理の方法はないものかな?」

竹や木から人の生活が離れましたから 大きな課題になっていますね(R)

「数十年前までお風呂なんか薪で炊いてたよ」

そんなふうに 何かに活かせたらいいですよね
バイオエタノールとか 電気に変えて売れたらいいですよね(R)

「設備投資が大変やな(笑)」

それでも沢山の方が 同じようなことを考えて いろいろな挑戦がされてきたんです
竹の製紙工場を作ったり 竹炭 肥料 家畜飼料 建築資材のフローリング材 竹ペレット 竹灯りオブジェ 製糸技術開発・・・
そのほとんどが 非常に良い研究成果が出ているんですが・・・ 

いっそ・・・火力発電所に売ってはどうでしょう?ほとんど実入りはないでしょうけれど・・・(R)

「・・・なかなか 大変なんやね」

・・・ ・・・ ・・・(R)

そういえば 西山に お年が90歳を超えるベテランのタケノコ農家のご夫婦がいましてね
その方の栽培方法が面白いんですよ 敷き藁の代わりに 造園屋から庭掃除で出る木っ端を引き取って それを一面に敷くんです

『田んぼのもんは田んぼへ 山のもんは山へ返すんが自然や』

だそうです なんとそのご夫婦のタケノコ 品評会で賞を獲得しているんです(R)

「その年で よくそこまで研究して 知恵を使ってはるんやね」

・・・京都中のタケノコ農家さんが このご夫婦の方法を取り入れてくれたら 京都中がきれいになりますね(R)

「三方よしや・・・」

淡い はかない 夢物語