夏の青空がいく日も続きようやく降った29日の雨は命を吹き返すほどのありがたい雨でした竹に住む3寸のお姫様も心地良い雨音を聞きながら駆け回って喜んでいたかもしれません月が美しくなる季節の始まり

Read more

夏の夢物語

2016.8.26  竹林便り 

ヒマワリのような笑顔の庭掃除のおっちゃんと垣根をいじりながら話したこと・・・「あれかな・・・庭から出る木や竹は燃やす以外になんか処理の方法はないものかな?」竹や木から人の生活が離れましたから大きな課題になっていますね(R)「数十年前までお風呂なんか薪で炊いてたよ」そんなふうに何かに活かせたらいいですよねバイオエタノールとか電気に変えて売れたらいいですよね(R)「設備投資が大変やな(笑)」それでも沢...

Read more

雨の降らない連日の猛暑の中今年の伐竹作業が始まりましたさすがにこの時期は時々一呼吸を入れないとふっと目が回りそうになることがありますそんな時に吹く山からの涼しい風には本当に生きる力をもらいますギリギリの厳しい自然を生きる生き物の姿に一流のアスリート魂を垣間見る

Read more

2016.8.5  竹林便り 

照りつける真夏の太陽を柔らかな木漏れ日に変える自然のサンシェードひと雨降った後に吹いてくる風はこの上なく気持ちいい夏の仕事帰りの夕焼けの空はどこか優しく心を癒してくれる

Read more

7月18日近畿地方の梅雨明けとともにセミの大合唱が響き渡り保津峡からの川風を感じながら自転車をこいでいると風変わりな竹を発見しました長い!節間が60センチくらいあります「トウチク(唐竹)だな・・・」観賞用として庭木などによく植えられているため名前はすぐに分かったのですがなんとも悩ましいのはこの竹のもつ別名の「ダイミョウチク(大名竹)」少なくともRさんの調べた範囲ではこのトウチクの他にナリヒラダケ・...

Read more

7月は竹林の中の命の営みが一年中でもっとも感じられる月〝巣立ち”の季節でもあります鳥や虫たちも姿かたちは一人前でもなんとなく動きがかわいらしく好奇心でワクワクしているのが伝わってきます作業中のRさんの目にふと何かが見えました綿かな・・・?わわっ動いたぞ足が6本見えるけれどどっちが頭なんだろ…とんがった方をフリフリしながら歩くんだな…家へ戻って調べてみるとどうやらアオバハゴロモの幼虫らしい成虫になる...

Read more

毎年新しい地下茎を見つけると記録をとっているのですが今年の地下茎1号の発見は6月9日とかつてない早い発見でしたタケノコはまだ皮に包まれていますそれもそのはずそれは近頃毎朝のようにこの竹林へやって来ているイノシシが掘ったものでした若い地下茎から出る根は桃色なので一目で分かります弊社の管理竹林の中で唯一「裏年」なこの林食べるタケノコがなくなりついに地下茎を食べ始めたか・・・でも大丈夫!心の内でイノシシ...

Read more

昨年の7月初め頃一部の竹林で赤団子とスス病が発生しましたいくつか資料を当たってみると赤団子は密集してきたサインでさほど問題はなさそうでしたしかしスス病の方が・・・資料内容には新しい稈や葉がススで覆われたようになる。通常はアブラムシやカイガラムシが共生するようで、彼らの排出物に病原菌が付着する。葉の表面にススが多数付けば炭酸同化作用(光合成)を妨げる。とあります若い笹葉や竹に菌がついてしまうとはこれ...

Read more

山の木々が深い緑に覆われる6月初め竹の若葉の芽は次々に開き竹林は紅葉期の黄色から一変して初々しい萌黄色に早変わりする多年生常緑竹である竹は紅葉して笹を散らせる時小枝の付け根ではすでに若い笹の芽が準備をしている管理されている竹林の中では筍が新生竹へと瑞々しく生長し湿気を含んだ6月の風が整然と立つ竹の間を涼し気に吹き抜けていく

Read more

10年間竹の出生の記録を取り続けて来て少なくともそれらの5か所の竹林では筍出生の隔年周期が見られます「生り年」「裏年」の出生数の差が際立つのが9年前から落ち葉の施肥を始めている大覚寺の竹林で生り年の平均数は1392本そして裏年の平均数は67本一方その差が緩やかなのが20年ほど放置竹林だった所をきれいに伐採した八幡の竹林ですまた一方でベテランのタケノコ栽培農家のご主人に尋ねると「生り年や裏年というこ...

Read more