9月4日の最強台風21号の後片付けの最中に9月6日の大地震がおきました被災された皆様にお見舞いを申し上げますそして亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈り申し上げます途方もない自然の力失った大切な思い出涙から始めるよりない涙して涙していくつもの途方もないに涙して

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不思議な力

2018.9.1  竹林便り 

今年の孟宗竹の伐竹を終え久々の雨音に心が休まる自然は諸刃の剣それでもやはり命を繋ぐ雨だ…照りつける8月の太陽をこれだけの少雨の中で生きる木々を見てふと思ういよいよ動植物がここ数年の過酷な暑さに適応力を培ったのでなないかストレス効果などという言葉はきっとないけれど実はRさん自身今年の暑さを持ちこたえている要因の一つに伐竹シーズン直前まで35度を超える屋外でガス台に向かってひた竹の油抜き作業をしたから...

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1月15日からスタートした今年の油抜き作業が終わりました例年4月中に終えていた作業が今年は3か月遅れの7月23日までかかりそもそも油抜きをして天日に晒す1連の作業が5・6・7月に出来るのかという疑問について問う良い機会になりました経験から8月~10月に伐った真竹は4月までに水抜きが終わり良い白竹に仕上がりますけれども資料で書かれている11月以降に伐った真竹は太目のものは5月~6月に水が抜けその後油...

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西日本の広域で甚大な水害が発生し多くの方々がご家族を亡くされ住む家を失いました心よりお見舞いと亡くなられた方々へのご冥福をお祈り申し上げますニュースを見ながらあんなにも大きな堤防が決壊するのかと改めて自然の脅威を感じました水勢を緩め堤防を護る水防竹林の時代ではない・・・けれども果たしてどうなんだろうか古来の治山治水事業に携わったお役人は大雨ののちわらじ履きで川岸を歩き水勢を調べ山林の機能を調べ山河...

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竹林の中の下草たち今年はフキが伸び伸びと育ちました激しい気候変動の中を誰が気に掛けるわけでもないけれど風に揺れる下草たちは本当に気持ちよさそうで不思議に調和のとれた風景を醸し出していますきっと下草や竹の根の隙間の中では無数の菌や虫たちの営みが繰り広げられていて目に届かない命の世界がありパタパタと働く人たちを楽しそうに見ているのかもしれない

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気付くこと

2018.6.16  竹林便り 

竹が葉替わりをする春先から5月初旬竹林に入る度にRさんは立ち止まり笹葉を見上げ5月中旬一面若葉色になったのを見てようやくホッとします毎年繰り返される当たり前の風景を目にしながらもふとその育ちゆく花も虫もサラサラと散る笹の葉も全てが新しい初夏の一場面で同じでもなく当たり前でもないことに気づきます身の周りのささやかな変化にも気付こうとして心を傾けるFromearlyspringtothebeginni...

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5月13日の雨を合図に真竹タケノコが次々と顔を出し始めましたすぐ隣には再生竹(主に若い地下茎から生えるタケノコ)も伸びてきています昨年より竹林管理で関わらせていただいている河川レンジャーの東さんが「ヒメボタル観察会」にお誘い下さり昨晩初めて参加しました発光ピークが夜中1時ということで22時半に集合し半ばウトウトしながら林内へご家族で参加されている方が多く温かな雰囲気の中ヒメボタルのやさしい光に夏の...

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南天の若葉に見事に溶け込む小さな命丁度この頃顔を出す淡竹もタケノコは大地の色をしているなそうかそうだったのか固い皮に何重にもくるまれて出てくるのも竹に育つまでに約その半数が枯れてしまうのに沢山のタケノコが出てくるのも全ては身を守るための知恵だったんだな

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とある竹林で真竹に著しい黒斑が出ています1年ほど前から数本の若い竹に出ていることに気が付いていましたが今年の3月頃に風景が変わってしまうほどに目立つようになりどうしたものかなと考えています①花の咲く前兆かな・・・前回の真竹の全国的な開花が1964年~1974年頃120年周期と二説あるうち60年周期だと次の開花は2024年頃になるのですが資料が少なくよく分かりません開花の前年に地下茎が伸びなくなると...

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春になれば当たり前のように桜が咲いて燕がやって来てにょきっとタケノコが出てくる邪魔者と呼ばれようが破壊者と言われようがなんと堂々たる健やかさそして新たな命を見つめる周りの竹たちの優しい眼差しも未来のこの星に残してやれるだろうか私たちは

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