帰り道の交差点信号停止をしているときのこと子どもを乗せたお母さんの自転車と自転車の2人の少年が横の歩道ですれ違う場面を何気なく見ていたお母さんの自転車は止まり前の少年は「すいません」と頭を何度も下げて通ったそして後ろにいた太っちょのイガグリ頭の前歯が1本の2年生くらいの少年が…チャキンっと指をそろえ右手を下してニッカと笑ってお母さん自転車にペコリと頭を下げて通してあげていた…少年よ今何をした…あま...

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朝空いっぱいにうろこ雲がそよぐ頃高桐院の和尚様からお便りを戴きました丁寧で温かな和尚様の言葉を読むうちに高桐院で見た小さな木の芽を思い出しました2年前の出会いの日から大きくなっているのかな?会える日は待ち遠しい神無月AbigtreesproutAroundthetimecirrocumuluscloudsincreasedinthemorningsky,Ireceivedaletterfromth...

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秋の気配

2013.8.25  竹林便り 

15日間日照りの続いた8月21日の夕暮に“ふっ”と秋を感じたこの最初にやってくる感じがなんともいえないくらいにいい!(空が美しくなる季節だな…)竹林の中でも根っ子の季節が始まっていた

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夏休み

2013.8.15  竹林便り 

蜩(ひぐらし)がカナカナ…と鳴きはじめたころ妹が「皆で飯盒炊さんしませんか?」と声を掛けてくれた。電話越しに話は弾み竹の飯盒炊さんに挑戦してみることになった。電話を切ってふと我に返ったRさん(飯盒炊さんってどうするのだったかな…?)アウトドア体験ほぼ0のRさん(…とりあえず竹は伐れるぞ!)…なんとかなるお米だってこんなに実っているんだもの

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5月から7月は1年の中でも入林日数が少なくなる社長いわく昔の方々もそのようにしてきたのだとか…この季節の竹林ではヘビやカマキリそして草花も竹の子も元気で小さな赤ん坊さん「知ること」からやさしさや配慮が生まれる

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2005(平成17年)1041本2006(18年)251本2007(19年)1728本2008(20年)62本2009(21年)1474本2010(22年)17本2011(23年)1395本2012(24年)2本この記録はある竹林①(約1000坪)の新生竹の記録である「新生竹」とは竹に生長した筍つまり1年生の竹のこと筍として地上に出てきても40%~60%(Rさんの記録)の筍が「止まり筍」となり土に...

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梅雨を経て

2013.7.16  竹林便り 

5月19日頃から勢いよく顔を出した竹の子が梅雨を経て2か月目に入ると下の方から枝を広げ始める見上げれば先端にはまだ竹皮を残していて生長の過程であることが分かる(体重をかけると倒れてしまう)2013年の筍は丸々1か月間雨0という試練をしのいだ親竹に見守られ竹皮に守られてひたすらに大空を目指した小さな挑戦者たち

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竹の春

2013.7.4  竹林便り 

衣替えを終えた竹の春は西の山々を萌黄色にする今年は冬の笹葉が燃えるような色づきだったので少し心配していたけれど…思わず足を止めて見入ってしまうほどの鮮やかな緑色に変身した力強いその回復のエネルギーがめぐる季節の色になる

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天候不順など厳しい状況が続くと根や笹葉を観察し回復の兆しを見る「再生竹」小指ほどのこの細い竹は竹林の弱ったときの頼みの綱光合成で得たパワーで地下茎を育む

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恵みの雨

2013.6.16  竹林便り 

5月28日の梅雨入りから雨はなく早、35度の猛暑日を記録したやさしい風が吹く竹林の中でもワッサワッサと伸びている竹の子たちの雨降れコールに雷雲は応えてくれたのかな1日に98㎝もの生長を遂げるのだから(平成21年Rさん観測)この季節の雨は大空からの贈り物伸びゆく命の歓びの声が伝わってくる

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