からだをいっぱいに広げて光を浴びる小さなキノコ吹けば飛ぶよな小さなからだで精一杯今をいきる今年はもう少しだけ静かに丁寧にいのちに耳を澄ましてみたい

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勘違い

2013.1.26  竹林便り 

忘れもしない竹林育成2年目5月午前7:00顔を出し始めた筍を見にワクワクして管理竹林へ何だコレ!!!愛らしい筍を見に来たRさんは愕然とした(社長に知らせなくちゃっ!)荒らされている範囲が広かったので地主さんにも報告『ここまで大々的なのは初めてです…。』地主さんは警察へ数日前に地主さんもどうどうと筍を掘っている方を見ていた事とニュースで毎年トラックで筍を掘っていく大胆不敵な竹林荒らしの事を聞いていた...

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なぞなぞ

2013.1.15  竹林便り 

澄み渡る青空の日の昼下がり竹林の入り口で春風のように爽やかなご夫婦が「竹はどうしてこんなに青いのですか?」と訪ねた・・・タケドウシテアオイ・・・?なんと爽やかな問いかけにしばし埴輪のようにたたずみ「種類・・・でしょうか」といいましたなぜ竹が青いのかはRさんも不思議なことですが興味深いなぁと思っているのは大分県の竹細工伝統工芸士佐藤千明氏のBAHANN(No.20)に掲載されていた「うちのおふくろの...

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昨年の終わりに部長から1冊のノートを預かりました高野竹工の製品を買って下さるお客様の中に「素材について詳しく教えて下さい」とおっしゃる方がいる。ということで時間のある時に今まで伐った竹のデータをまとめてみましょう。とのこと、素材に関心を持って下さることは、育成する者としてもうれしいことです。しかしながらおもちを食べるのも忘れ机にかじりついたお正月をRさんは忘れることはありません…2013年本年も皆...

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2年前、手探りでスタートしました「高野竹工ブログ」もご笑覧下さいました皆様に支えられここまで歩むことができました心からありがとうございました2012年を振り返るとここ数年の猛暑に加え暴風雨や激しい気温の変動…大きな環境の変化の中で竹を観ていて特に感じたことは竹がとても素早く変化をキャッチして対応しているようだ。ということでしたある竹林では、昨年の猛暑で若い青竹が60本以上立ち枯れましたが今年は10...

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大覚寺

2012.12.15  竹林便り 

JR嵯峨嵐山駅を北へ20分程歩くと旧嵯峨御所「大本山大覚寺」へ辿り着く大沢の池を抜けて赤い宝塔のさらに北側にひっそりとその小さな竹林はある。竹林育成の道のりの第一歩はこの場所から始めさせていただきました。鋸も鉈もほとんど未経験だったRさん…竹枝のシッペイ返しには泣かされたけれどたくさんの事を教わりました

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晩秋

2012.12.6  竹林便り 

通勤の途中ふと隣を見ればあの車もこのバイクもモミジが付いているピカピカに輝くヤブランの実や日に日に赤みが深まっていく南天の実道行けば木の葉のシャワーが降ってきたり風も遊ぶ晩秋の頃

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眼差しに応えて笑ういのちここ「高桐院」の木々や風景に満ち渡る美しさの中で竹林育成の道への大きな一歩を戴いた喜びは…冥加に尽きる一瞬一瞬さぁいよいよ8日目ラストDayこの7年の感謝をこめて…

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5年程前、根っ子ごと竹林に捨てられていた「ツワブキ」育たないかな…と竹林の隅っこの岩陰に植えてみたRさんは何にもしていないけれどゆっくりと1枚…そしてまた1枚小さな葉は育ちこの秋に黄色い花が咲いた。少しずつゆっくりと確かに育つ…

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竹林の入り口でどっしりと根を張る大樹(たいじゅ)時には雨風でしなう、竹を支え時にはたくさんの落ち葉で土壌を豊かにしてくれます小さな命も大きな命も手を取り合い、心を寄せ合い共に生きています。

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