竹林(マタケ)を整備する、或いは持続的に管理する時①【目的】その竹林が果たしている役割は何か(景観保全林・筍生産林・竹材生産林・防災多機能林など)②【目標】目的を達成するための項目③【課題】項目の内、まず実行できることは何か④【要点】課題達成の実践ポイントを考える。20年間伐り子に携わり、マタケの竹材生産林と景観保全林・防災多機能林が同時に成立するように感じており、そのための実践ポイントを観察記録...
せわしない年の瀬に静かに見つめたテイカカズラ生きるとは元来試みの連続で天から正解のレールなど落ちてはこない無駄な試みはないかもしれないが枯れていく試み育ちゆく試みはきっとある試みるとは時に勝負の場に立つということ
【本社/Shop&Gallery竹生園】 年末年始休業のお知らせ
2024.12.19 お知らせ

高野竹工本社と直営店Shop&Gallery竹生園は下記の通り年末年始休業いたしますのでお知らせいたします。期間中、ご不便おかけいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。【高野竹工本社休業日】2024年12月27日(金)~1月5日(日)【Shop&Gallery竹生園休業日】2024年12月23日(月)~2025年1月9日(木)※2025年1月10日(金)より通常営業いたします。新しい年...
竹林の中に竹以外の落ち葉や木が生えているのはおかしいそう言われたことがある「可笑しい」①笑いたくなるような面白さがある②普通ではなく奇異な感じがする③つじつまが合わない筋が通らない④興味深い面白い⑤風情がある情趣がある⑥美しく魅力的だ⑦優れている立派だ無数の理が複雑に嚙み合って営みとなる土壌を育む守人の仕事は絶え間なく静かに続いていく伐り子というこの仕事は美しさを問う仕事

新年を迎えるお正月支度一年の節目を大切に過ごすお正月に向けて、Shop&Gallery竹生園では、青竹の懐石箸づくりを開催いたします。瑞々しく清らかな青竹でつくる懐石箸は、新年を祝うお節料理などの食卓に凛とした晴れやかさを添えます。真竹がもつ清々しい青さで、お正月を迎える準備をしましょう。当日は、高野竹工の伐り子職人による竹の話や、茶杓・青竹箸職人の手ほどきによる懐石箸づくりを行います。最後にはお...
おはようございますIさん淀川の黒竹こんなに太くなりましたよ1年前は細くて企画に使えなかったのに驚きですRこれは何に使いますかIカゴでも編もうかなとここの黒竹林もうすぐ抜根されるらしいので良いものを選んで伐ってきましたR抜根って地下茎から抜き取ってしまうってことIはい実はここの竹林は3年前にも全て抜根してるんですよそれが3年でほぼ元通りに再生したんですRそれは根が取り切れてなかったのかしらIはい不思...
【Shop&Gallery竹生園】お正月・初釜用 青竹受注のお知らせ
2024.11.15 お知らせ

新年を瑞々しい青竹で迎えませんか高野竹工では、この時期、11月から年末にかけて、毎年お正月・初釜用の青竹製品を製作しております。今年は、Shop&Gallery竹生園にて受注とお渡しが可能となりました。提供する青竹は、弊社の伐り子が育成・管理する乙訓の竹林で伐採し、井戸水で丁寧に洗い上げています。新年の初釜の日を、ぜひ青竹で彩ってください。メールでのお問合せも受け付けております。takan...
そっと静かに置いてみる
2024.11.2 竹林便り
竹林の中で仕事をしながらこれってどういう事なんだろう?思う度ひとしきり考えて頭の中の「考察の棚」にそっと置いておくそして時折引っ張り出して再び考える難解な疑問ほど慌てずに機を待つそのうちに同じ疑問を持つ人が現れたり流れの変化が起きて一筋の光が見えてくる
私が美しいと思う竹林一歩足を踏み入れた時何故か「海の中にいるようだ」とそんな感覚を抱く竹林
ふと気が付けば京都で伐り子を始めて20年目になるなぜ伐り子に?と尋ねられる度竹に携わる生業が数多くある中で伐り子の席だけ見事に空席だったからと答えてきたそうは言っても当時は迷いもあり1年半ほど竹について本で調べている中こんな文章に目を止めた昭和21年、中国地方○○株式会社によって日産15トンの規模で竹による製紙工場が建てられた。良質の紙ができたが、原料の竹が思うように集まらず、規模の小さいことなど...