油抜きの作業は、昨年の10月に伐った竹の製材工程のひとつです。言葉の通り、極弱火で竹の持つ油分を出してウエスで拭きとります。拭き取ってすぐの竹は目の覚めるような美しい萌黄色になりますが天日に数週間晒(さら)すとクリーム色に変わり、さらに倉庫で逆さまに寝かせてゆっくりと水分を抜いて、竹材として活用されていきます。青空の下竹のまわりで春の草花たちがやさしく風に揺れています。
昨日の“京都で桜が開花!”という知らせに華やいだのもつかの間今朝のニュースでは“台風並みの暴風雨にご注意”・・・?ホント?半信半疑のまま、屋上に干していた竹を全て低い位置におろして1本1本ヒモで縛り、雨にぬれた上着を乾かしていたら…どひゃーっ!バケツどころか浴槽をひっくり返したような雨!雷!風!だっ大丈夫かな?屋上の竹・・・再びエイヤーッ!と屋上へ・・・何とか無事でした。竹も、ぬれ鼠のRさんも。帰...
3月20日「春分の日」
2012.3.20 竹林便り
ツバキの花が地面を桃色に染めるころ竹林の入り口がハコベのお花畑になりました。<厳しい冬を越え、静かなやさしい音色がきこえてくるようです。
愛らしく実った「青木」の木青木の木は、竹林の中で竹と仲良く共生します新芽と実の色付きが同時にきて1番乗りで竹林に春を届けてくれました。
お正月明けからぐんと冷え込みこの冬2度目の大寒波、凍てついています…竹林も、土の上はまだ冬景色でも孟宗竹などはすでに土の中でスクスクと育ち始めています。冬を彩る南天が、葉も実も真っ赤になるころにはメジロがやってきて、ウグイスたちも「ケ・ケ・キョッ・・・」と春支度を始めます。
忙しい11月・12月は竹林も会社内もいっそう活気付きます。お正月の青竹を伐り終えて、枝かたづけをしていると・・・竹林の主?「紅カミキリムシ」に出会いました。竹林の中でも、藪に残された竹、立ち枯れ竹をムシャムシャ食べて土に還してくれる、ありがたい存在です。5月に竹の節に産卵して、すぐに幼虫になると竹を食べながら成長し2年目の春に頑丈な顎で竹を破って出てきます。これが紅カミキリのあけた穴お見事!!!
展示販売会のおしらせ。
2011.11.28 お知らせ
2011年12月9日(金)〜11日(日)ギャラリーLittlehouseさんで第3回「和のクリスマスフェスタ京都2011」が行われます。今年で3回目となる和のクリスマスフェスタに様々な商品を出品します。クリスマスといえば海外のイメージが強いのですが、日本の伝統工芸の匠が集結し、クリスマスのプレゼントにぴったりなアイテムを揃えています。扇子、風呂敷、西陣織、蠟燭、日本酒など他の出品社様もおもしろいも...
森の静かな、はたらきものいつも巣を壊してしまってごめんなさいね・・・
タデの仲間のミゾソバさん?う~ん…ナワシログミ???・・・。カナブンと仲良しノコンギク。・・・ナントイウ・ウツクシサ!・・・アキノノゲシ?はぁ~…満々喫。さぁっ仕事仕事!
10月21日(金)〜10月23日(日)11:00〜19:00(最終日〜17:00)に赤坂サカス(東京)にて開かれる展示会に弊社が出品します。※初日の11:00〜13:00はクローズドのプロ向け商談・内覧会予定。「知恵の街・京都」で生まれた技術や感性を活かしたこだわりの新しい「MadeinKyoto」製品が一同に結集し、弊社でもこの展示の為に作製した、金閣寺古材を使用したワインクーラー、屏風に茶箱、...




