生きる

2018.12.28  竹林便り 

多くの方々の眼差しに見守られて無事に仕事納めを迎えることができました走り抜けた1年でしたが最中に目にした様々な風景を見るうち生き物が生きるために戦っているそのように見えたことがありました9月の台風で多くの竹が折れましたがその多くが笹を枯らさず生き抜いています更には今年は日焼けの著しい黒斑があちこちの竹林で目立ちましたこれだけ急激に症状が悪化すると次は人にも何らかの影響が出るのでなないだろうかと心配...

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インターネット販売の営業は2018年12月27日(木)~2019年1月7日(月)までお休みとなります。本年中のご愛顧に心より御礼申し上げますとともに、来年も変わらぬお引立てのほど、宜しくお願い申し上げます。

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秋 楽し

2018.12.14  竹林便り 

とある竹林でご住職との会話「和尚様この竹は葉が10枚ほどしか付いていません伐りますね」『どれですか…うん残しとこようさん付いてるよ…歯無いのは私や』確かによく見ると10枚以上いやいや100枚くらい付いてるかもしれません何とも楽しくしみじみゆかしき秋の暮れOnedayinabambooforest...Italkedwithatemplemaster.“Thisbamboohasonlyabout1...

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極み

2018.12.9  竹林便り 

雪虫がふうわりふうわりと舞う11月でした今年は地主さんとの暖かいエピソードがいくつもありました小鳥を介抱したり台風で折れた木の枝を力を合わせて引っ張ったり竹と人々の暮らしが深く繋がっていた時代を知る地主さんのお話しは楽しく学ぶこともたくさんありますそれにしても風で倒れるたびにご近所に頭を下げそれでも竹林を残されてきたことにただただ頭の下がる思いがします

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面白いのが出てきたな竹の仕事を始めた頃Rさんはとにかく良質にこだわっていた良質な白竹良質な竹林育成良質な・・・たった一つの答えを求めてだがいつの頃かふと気が付いた特定の竹を創作のために伐り続ければ竹林は荒廃するそればかりではなく裾野の広い竹文化においてその分野ごとに良質の条件は異なるそうしてこう考えるようになった品物を手に取り使った方が何とも快いなそう感じてもらえるように素材という歯車と作品を巧み...

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本日から1ヵ月間、直営店篁にて茶杓展を開催いたします。WearenowshowcasingavarietyofteascoopsmadebyourcraftsmenatourstoreinKyotoGion,‘Takamura’.  高野竹工では、これまで先代の高野宗陵、野々村淡完、堺宗元を中心に職人たちが半世紀かけて100万本以上の茶杓を作り続けてきました。毎年、竹林から伐り...

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GINZASIX6階蔦屋書店にて古材を中心とした高野竹工の商品を展示販売いたします。金閣寺古材を用いて製作した酒器や菓子器等、他では見られないオリジナルな作品をじかにご覧ください。開催期間:10月12日(金)~11月11日(日) DiscoverourproductsmadebybuildingmaterialsusedtobeusedinWorldHeritagetemplesatTs...

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三越銀座店にて今年で4回目となる「時を繋ぐ茶箱展」が開催されます。高野竹工の職人が製作した国宝茶室待庵古材を用いた茶箱に、各界で活躍するアーティストの方々が道具を見立てた茶箱を一堂に鑑賞できる、ユニークな茶箱展です。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。また、今回は大森監督映画『日々是好日』公開を記念したパネル展や、大森監督の見立てによる茶箱も展示されています。開催期間:10月17日(水)~...

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文化の継承

2018.10.20  竹林便り 

今年の弊社の伐竹が無事に終わりました昨年から加わった2名に力強い若手男子1名が入りRさん1名彼ら3名でチームを組んで二手に分かれてスタートし台風21号で大荒れとなった竹林に挑みましたただただ大変だったと思います最終的にはRさんが跳ねた竹で口元をしたたか打った程度でしたが甦っていく竹林を見ながらふと思いました美しい風景が失われるのは思いの外あっという間かもしれない・・・これだけの大型台風が連続してや...

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