
当社が長年にわたり管理する竹林では 毎年背丈ほどの竹の山ができる
様々な意見があるのかもしれないが
大型台風や一斉開花など 大きな攪乱の際は粉砕機を導入するが
基本的には真竹なら7~8年かけて 林内で土に還す
この際前年の枯れ竹の山に 新たに今年の竹は載せない(分解期間が長くなる)
つまり林内に8つの置き場を準備すれば 良いということになる
20年の伐り子の経験からこの方法が最も楽ちんで お金も掛からないし 地主さんも嬉しい
時間を掛けて土へと分解された枯れ竹は 竹林内の豊かな土壌を育み
良いこと尽しのようだけど
なぜか人には 「待つ」がムズカシイ
放置竹林内の枯れ竹の場合は分解が進んでいるので 3~5年ほどで土に還る
そのためRさんが真竹の放置竹林の整理伐をする際は
① 枯れ竹を地面に積み風化させる(分解が速いため積み方は適当でよい)→整理伐に向けての下準備
② 2~3年竹林に入らずに整理伐に向けての計画準備を進める→風化待ち
・道設定 幅1m程度 景観重視エリアとなる
・竹置き場 整理伐を終えた竹林にはイノシシが侵入しやすくなるためイノシシ対策として「シシ垣」とする等
・イノシシ対策 「シシ垣」 水路 生垣 土地段差など
③ 稈齢10年以上の竹を伐り使用不可の竹は計画時に決めておいた場所へ積む→整理伐本格始動
※竹置き場が広く確保できる もしくは伐った竹の用途が定まっている または粉砕機が導入可能なときには
5~7年以上を伐り 風化待ちも不要
この際の整理伐(除伐)方法は稈齢択伐(かんれいたくばつ)といい主に3通りある
※筍生産林は孟宗竹(農業)
◇ 筍生産林(強択伐)・・・両手を広げて十分に歩けるように新親竹を立てる
・(例)京都式軟化栽培法
・日差しの量とスポット 発筍量を重視する
・施肥 親竹の固定(6~8年)大径親竹選抜などの育成方法により 筍の小型化は抑えられている
◇ 新竹残し法※仮名(中択伐)・・・1~3年以外の全ての竹を伐竹する
・竹は小型化し発筍量は増える 林内に残した竹は同径比較では長く生きる(10年~15年ほど)
・竹と竹との間隔・林内本数は考えない
・若い竹 或いは小径竹を求める伐り子さんの竹林管理方法
◇ 茶道伐り子法※仮名(弱択伐)・・・稈齢7~10年(目安)を超える竹を伐竹する
・竹は大型化し発筍量は抑えられる 竹は同径比較では短命となる(6年~10年ほど)
・高稈齢 或いは大径竹を求める伐り子さんの竹林管理方法
・竹と竹との間隔・林内本数は考えない
・下草刈りはしてもしなくても良い 木と違い筍期間は親からの栄養供給があるため 筍は光合成をしない






