建築家 大野氏との仕事

2024.2.18  施工・制作事例 

竹の太さに対応可能なジョイント

 大野宏氏 https://www.studioon.site/は、その土地にあるもの 人、知恵、技術を再構築する建築家。

その土地に足を着けて建築を画く姿勢に感銘を受け、高野竹工は竹の未来の可能性を見出すべく、大野氏とともに多くの作品作りをしてきました。

外壁に使われた色味の美しい真竹パネル。

工芸職人にとっては用途の少ない、竹の梢に近い部分をあえて使用しています。

自然の中で育つ竹は命ある生き物であり、真っすぐなもの正円なものは一つとしてありません。

竹を扱う人の中では経験を積んだ玄人ほど1本の竹を巧みに使いこなします。

竹そのものを見れば、株もと近くは強度はあるものの節間は短く曲がっていることが多く、真ん中あたりは真っすぐで節間は長いものの強度は弱くなり、それぞれの竹の性質を観ながら適材適所に振り分けて使うことにこそ職人の腕が試されます。

大野氏の視点には常に、建築に材料を添わせるという常套を越えて現地へ赴き

その土地の材料や職人の技術に、建築を添わせていこうとする姿勢があります。

Shizuku
Stool
Bamboo Signboard