【新潟燕三条】高野竹工-京都の竹と国宝待庵の古材展

2022.10.24  お知らせ 

新潟・燕三条で200年に渡り鎚起銅器製作の伝統を守り続け、今さらに世界へと扉を大きく広げる「玉川堂」。玉川堂の工房のある燕本店の二階ギャラリーにて、高野竹工の竹と国宝待庵の古材製品を展示いたします。

11/3(木・祝)-6(日) 9:00~16:00 ※会期中無休

会場:玉川堂燕本展 2階

〒959-1244 新潟県燕市中央通2-2-21

Tel: 0256-62-2015

Email: info@gyokusendo.com

玉川堂の鎚起銅器の茶器と高野竹工のコラボレーションで生まれた茶箱

<関連イベント>

11/3(木・祝)@燕・玉川堂
NFTを活用したお茶会とオンライン鼎談「素材と技術の温故知新」のご案内

伝統工芸の職人・クリエイターが社寺の伐採木や廃材をアップサイクルし、
製品やそれらを用いたお茶会等にNFTを付与することで、
社寺や職人へ販売益を還元する仕組みが”アニュラス(円環)プロジェクト”です。
京都の竹工芸メーカー・高野竹工をはじめ、様々な素材・技術を扱う
工芸メーカーや職人・デザイナーが協力し合い、
社寺や伝統工芸の保全・循環型消費に共感する方々の輪(円環)を広げていきます。

このたび、”アニュラスプロジェクト”の
第一回目の交流活動「素材と技術の温故知新」を、
新潟県燕市・玉川堂本店にて行うことになりましたので
ご案内いたします。

アニュラスコミュニティ 交流会「素材と技術の温故知新」概要
名称:鼎談・お茶会 「素材と技術の温故知新」
日時:2022年11月3日(木・祝)13:30〜16:30
場所:玉川堂燕本店(新潟県燕市中央通2-2-21)
会費:現地参加*第一部〜第二部3,800円(税込)
   現地参加*第一部のみ1,500円(税込)
   現地参加*第二部のみ2,300円(税込)
   オンライン参加*第一部のみ1,500円(税込)

ご参加のお申し込みは、こちらのフォームよりお願いいたします。

概要:
国宝・待庵をはじめ、日本を代表する建築物の修復時に出る古材を用いて
製作(アップサイクル)した作品をご覧いただきながら、
工芸について知り、楽しむ休日のひと時をご提供します。
製作者が思いを語るトークと、工芸品を楽しむお茶会の二部構成です。
トーク・お茶会への参加の証としてNFTを発行し、
後日ノベルティに印刷してお渡しいたします。
どんなノベルティが届くかもお楽しみに!

プログラム:
[第一部]鼎談「素材と技術の温故知新」
13:30〜14:30 オンライン参加可
国宝待庵の古材を活かして制作したお茶道具をはじめ、
異素材との組み合わせによる工藝の新たな表現について、
展示をご覧いただきながら、制作側の思いもご紹介します。
先人から受け取り、守り伝えていくことと、
これからの時代を見据えて新しく切り拓いていくことについて、
それぞれの地域・素材・立場から語りあい、
またご来場のみなさまとも質疑を交えながら、工芸の温故知新の世界を広げます。
〈登壇者〉
 株式会社玉川堂 番頭 山田 立氏
 鍛工舎 代表 渡邊 和也氏
 YANOBI 工藝デザイナー 井出 八洲 氏
 高野竹工株式会社 取締役 西田 隼人 氏

[第二部]モバイル喫茶で一服茶会
14:40〜16:30 現地参加のみ お飲み物二服(お菓子つき)
鎚起銅器と古材を合わせた茶箱をはじめ、
中国茶や珈琲もお楽しみいただけるポータブルな茶器揃をご用意し、
工芸品を身近に感じるお茶のひと時をご提案いたします。
また、お手持ちのお茶碗やコーヒーカップ、お茶入など、
ご自慢の逸品をお持ちいただけましたら、
会場内の小物との組み合わせを楽しんでいただきながら一服していただくことも可能です。
*お手持ちの工芸品をお持ちいただいた方には、ささやかな記念品をお渡しいたします。


アニュラスプロジェクトについて
<目的>
 社寺の庭園の伐採木や建造物の廃材を工芸品等としてアップサイクルし、素材の由来となる社寺や製作者の証明をNFTとして添付、社寺や製作者(職人、クリエイター)に、ロイヤリティが還元される仕組みを導入するプロジェクトです。担い手や支え手の不足に悩む、社寺や伝統工芸技術といった、地域の文化価値の保全を持続可能にすることを目的としています。
 また、工芸品を用いたお茶会や、アップサイクル製品及び工芸の技術・自然素材に関するオンラインセミナー、クラウドファンディング等の活動を通じて、文化の保全や循環型消費に関心のある方々による新しい支え手コミュニティ=アニュラス・コミュニティの創出を目指しています。
 なお、本取組は、経費の一部を内閣府地方創生推進室による関係人口創出・拡大のための対流促進事業の交付を受けて実施して参ります。

<アニュラス(円環)に込められた想い>
 円相・円環は、禅における書画の一つで、図形の円形を一筆で描いたものです。
 悟りや真理を表すとも言われていますが、その解釈はみる人に委ねられており、己の心を映す窓、「円窓」とも言います。
 終わりがなく流れ続ける動きから、自然も含めた他者への思いやりを保ちながら、様々な制約に捕われることなくつながりを広げ、唯一無二・一期一会の素材や感性の価値を尊ぶ精神を持って輪を広げていきたいという願いを込めて、”アニュラス(円環)”と名付けています。

<運営団体>
 工芸メーカー高野竹工が中心となりながら、多様な産地・素材・立場の作り手が連携し、仕組みづくりを進めています。
【実施団体】高野竹工株式会社(京都府長岡京市)
【連携団体】伊藤平(京都府与謝野町)・インフィルデザイン株式会社(東京都世田谷区)・鍛工舎(新潟県燕市)・YANOBI(長野県松本市)
【協力団体】玉川堂新潟県燕市)

【お問い合わせ先】
高野竹工株式会社 担当:西村、井澤
Tel:075-955-2868  E-Mail:nishimura@takano-bamboo.jp
URL:https://www.annulus-project.jp