2012年 年の瀬

2012.12.29  竹林便り 

2年前、 手探りでスタートしました「高野竹工ブログ」も

ご笑覧下さいました皆様に支えられ ここまで歩むことができました

心からありがとうございました

2012年を振り返ると ここ数年の猛暑に加え暴風雨や激しい気温の変動…

大きな環境の変化の中で竹を観ていて特に感じたことは

竹がとても素早く変化をキャッチして対応しているようだ。ということでした

ある竹林では、昨年の猛暑で若い青竹が60本以上立ち枯れましたが

今年は10本程度と例年並みに落ち着き、風で倒れる竹も例年よりも少ないくらいでした

1本1本の竹を観ていると、節間の長さから笹の葉の大きさまで、同種の竹でも様々です

可能性の限りにアンテナを張り巡らせ柔軟に生き抜く知恵を

大地の下で練っているのかも知れません

年の瀬の林は凛と静か

漲る英気を脈々と秘めて…