2年前、 手探りでスタートしました「高野竹工ブログ」も
ご笑覧下さいました皆様に支えられ ここまで歩むことができました
心からありがとうございました
2012年を振り返ると ここ数年の猛暑に加え暴風雨や激しい気温の変動…
大きな環境の変化の中で竹を観ていて特に感じたことは
竹がとても素早く変化をキャッチして対応しているようだ。ということでした
ある竹林では、昨年の猛暑で若い青竹が60本以上立ち枯れましたが
今年は10本程度と例年並みに落ち着き、風で倒れる竹も例年よりも少ないくらいでした
1本1本の竹を観ていると、節間の長さから笹の葉の大きさまで、同種の竹でも様々です
可能性の限りにアンテナを張り巡らせ柔軟に生き抜く知恵を
大地の下で練っているのかも知れません
年の瀬の林は凛と静か
漲る英気を脈々と秘めて…