
このへんで淡竹について少し触れてみたいと思います。
「淡竹(はちく)」
これは5月の高桐院の淡竹林です。朝に撮った写真なので根から吸い上げた水分が溢れ出しています。
日本の代表的な竹を3つ上げなさい。と言われたら「マダケ・モウソウチク・ハチク」となり、淡竹はこの中では細めの竹で、筍(たけのこ)の皮が薄茶色で模様のないところが他のマダケ・モウソウチクと違います。生長した竹は表面が白っぽいので、分かりやすいと思います。
今では殆ど影が薄くなった淡竹さん、戦後の物資に乏しかった時代には農作業から日用品・食用筍などさまざまにご活躍だったようです。