
高野竹工展 —受け継がれる素材と手しごと―
淡交社京都店にて、2026年7月2日(木)より、「高野竹工展 ―受け継がれる素材と手しごと―」が開催されます。
本展では、先代の目利きによって製作された一重切花入れ 「天野岩戸」をはじめ、作家監修による茶箱組、国宝・待庵を擁する妙喜庵の古材を用いた茶道具などを通して、創業以来、茶道具づくりの中で受け継いできた高野竹工の技術と美意識をご覧いただける展示となりました。
これらの技術は、「子瓢花入」「自然枯れ花入」のような新たな作品として、また現代の暮らしに寄り添う日用品として、その姿を変えながら今に受け継がれています。
高野竹工の創業以来の歩みであり、竹林管理・製作・加工・蒔絵・漆の仕上げから指物まで、自社一貫生産によって築き上げた、伝統的かつ現代的な高野竹工のものづくりをご覧いただける機会となりました。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

1.一重切花入れ 「天野岩戸」
変竹と呼ばれる竹。
内側に向かってへしゃげており、地下茎から芽を出し、筍となり、まだやわらかい時に石や岩など何らかの自然の障害があり傷が付いたと思われる。それでもなお力強く生き残り、たくましく生きた姿を活かして一重切り花入れに仕立てた。


2.枯竹尺八花入れ
「―変竹(へんちく)
竹の出来る過程は通り一遍ではない。
竹は、筍が地上に伸びて、竹として一人前になる。その筍の内側は柔らかい。竹の皮に守られて大きくなり、竹になる(節間が一定の長さに成長する)と、脱皮して竹の皮を落とす。
この間に自然の力で傷つけられた部分が腐ったり、皮の片側がはがれたり、岩の下からへしゃがって出てきたり、折れた竹が生き残ったりして変わり竹ができる。
この風流を茶の侘びにいかした代表作が、利休の尺八花入である。」
出典:『自然がつくる竹の美 花入・茶杓』(有馬頼底 監修、不窮齋 高野宗陵 著)より抜粋

3.作家監修 茶箱組
【開催概要】
「京都店開催 高野竹工展」
京都・長岡京に工房を構え、茶道具の製作で培った技と感性で、素材を活かした上質なものづくりを行われている、高野竹工様の全面協力のもと、淡交社京都店ギャラリーでは、「高野竹工展 —受け継がれる素材と手しごと―」を開催いたします。
日程:2026年7月2日(木)~7日(火)
午前10時~午後5時まで(最終日は午後4時まで)
※期間中は連日営業
会場:淡交社京都店ギャラリー、および「好文庵」ギャラリー MAP
京都市北区堀川鞍馬口上ル
075-432-5151
※入場無料・予約不要
▼実店舗のご案内はこちらから
https://www.tankosha.co.jp/goods/#shop
主催:株式会社淡交社 | 協力:高野竹工





