金継ぎは、割れてしまった器を単にもとに戻すのではなく、新しい価値を与えて修復することだと、弊社の漆職人、青木は話します。
大切な思い出の詰まった器やお皿を金継ぎでご自分でお直ししてみませんか?
※写真の器は昨年の生徒さんがお直しされたものになります。
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京都長岡京で竹や木といった自然素材にこだわりモノづくりをする高野竹工。竹・木工職人と漆や蒔絵の伝統の加飾技法を専門とする職人達が一丸となって、様々な製品を生み出しています。
高野の漆職人 青木健一が、エポキシ接着剤や合成うるし等を使った簡易な金継ぎではなく、貴重な国産漆で本格的な金継ぎの技法を、参加者一人一人のご要望に合わせて手ほどきいたします。
参加ご希望の方に向けてまずは事前説明会を開催いたしますので、下記の日にちにお直しされたい対象物をご持参のうえお集まりください。
職人が状態を診断し作業内容や道具にかかる費用をご説明。その後、ご希望の方は入会手続きと、材料などの発注手続きをしていただきます。
ご 予 約:こちらから
日 程:2023年7月14日(金) 13:00~14:30 (その他の時間もご相談可。)
場 所:Shop&Gallery竹生園(金:・土・日・月・祝日営業)
京都府長岡京市天神2-15-15
参 加 費:無料
※入会をご希望される場合は4回分の授業料24,000円(税込)を当日お支払いください。
(クレジット払い可)
電 話:075-925-5673(営業日のみ 10:00-17:00)
075-955-2868(高野竹工本社:松本又は井澤まで)
E m a i l : takano-chikubuen@takano-bamboo.jp
ア ク セ ス : 阪急京都線「長岡天神」駅で下車徒歩10分
JR京都線 「長岡京」駅で下車徒歩20分
※竹生園敷地内に無料駐車スペースがございます。
説明会詳細
最寄り駅からはこちらの地図をご覧くださいませ。
お持ちいただくもの:ひびや割れ、欠けの生じたお手持ちの陶磁器 (最大2点まで)
※お申込みの場合は、事前処理を施すためお預かりする場合がございます。
教室スケジュール
期 間:7月から9月にかけての隔週金曜日 詳しくは説明会当日に
時 間:午後1時から 1レッスン120分~150分ほどを予定
※お直しの状況により5回から6回で完成を想定しています。
(状態によってはそれ以上かかる場合もございます)
※ひびのみの場合は、4回で終了。
定 員:6名 (最低開催人数3名)
授業料:〇4回分24,000円(税込み)
※説明会でお申込みの際にお支払い
〇追加クラス料金 1回6,000円(税込み)
※追加クラスお申込みの際にお支払い
〇材料道具代:16,500円(税込み)
金粉・銀粉を使用される場合は別途ご購入いただきます。
事前説明会
〇7月14日 お持ち込みの陶磁器のお直し診断、必要な材料・レッスン期間のお見積もり
入会と材料発注のお手続き
本篇授業内容
〇1日目 割れの接着及び欠けの補填 麦漆、こくそ漆使用
〇2日目 1日目と同作業、接着面の研磨、隙間埋め 錆漆使用
〇3日目 2日目と同作業、研磨、摺漆
〇4日目 粉蒔き 塗り漆、金粉、銀粉使用 ※ひびの修復のみの場合4日目で終了
〇5日目 はみ出し部分の修正、粉固め(摺漆)※塗り仕上げの場合5日目で終了
〇6日目 粉磨きで完成
材料道具代について
お直しの状況を職人が判断のうえ、漆・筆類・金粉などはご購入いただきます。
※その他の材料は教室で用意いたします。
講師プロフィール
青木 健一
1970 東京に生まれる
2004 京都伝統工芸専門学校(現 大学校)漆工芸科卒業
2004 高野竹工にて高野宗陵に師事
一閑張や通称「青木ブルー」の器など独自の漆づかいで、質感や色合いに温かさと深みのある器を制作しています。