
高野竹工は良質な竹の産地である京都府長岡京に工房を構え、創業より職人が育てた竹と寺社仏閣などの古材を用いて茶道具から日用品までを幅広く製作してまいりました。
昨秋開催しました「受け継がれる竹の美展」では、当社が大切に守り育ててきた竹に焦点をあてその素材と技の系譜をご紹介しましたが、本展はその続編として京指物を基本とした木工に焦点を当てて参ります。
その第一弾といたしまして、 妙喜庵国宝茶室「待庵」の北西側に長年佇んでいた桜の木で設えた茶杓をご紹介いたします。
2018年9月京都を襲った台風によって被害を受けた桜の木が職人の手で茶杓に生まれ変わるまでをご覧いただきます。

また、竹生園では、その他「待庵」の古材で製作した茶道具から竹の日用品までご自由にお手に取っていただけます。
皆様のご来場をお待ちしております。
●会期:4月16日(土)- 5月5日(月)
(毎週土・日・月・祝日オープン)
●開場時間 10:00-17:00
●会場:
Shop & Gallery 竹生園(ちくぶえん)
京都府長岡京市天神2-15-15
*竹生園敷地内の無料駐車場をご利用いただけます。
●入場:無料