10年間 竹の出生の記録を取り続けて来て 少なくともそれらの5か所の竹林では
筍出生の隔年周期が見られます
「生り年」「裏年」の出生数の差が際立つのが 9年前から落ち葉の施肥を始めている大覚寺の竹林で
生り年の平均数は1392本 そして裏年の平均数は67本
一方 その差が緩やかなのが 20年ほど放置竹林だった所をきれいに伐採した 八幡の竹林です
また一方で ベテランのタケノコ栽培農家のご主人に尋ねると 「生り年や裏年ということは感じない」とのお言葉
タケノコ農家における 収穫量一定の秘密は 施肥よりも 間引きにあるのではないかしら…
何とも不思議 摩訶不思議 (つづく)